とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

家族はリスクか

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、社会学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル  家族はリスク?

 


昨今の子どもへの虐待や子殺し、生殖技術をめぐる事件や離婚の増加、少子化問題など、家族に関する問題は山積みである。

 


離婚は1960年代からじわじわと増え続け、児童相談所への虐待相談件数はうなぎのぼりに年間2万件を超え、配偶者などによるドメスティック・バイオレンス(DV)は女性の約5人に1人が被害経験があるという(厚生労働省大臣官房統計情報部 「人口動態統計』 2002年、厚生労働省大臣官房統計情報部『社会福祉行政業務報告』2002年度、内閣府『配偶者等からの暴力に関する調査』2002年調査)。

 


今や家族は、子どもたちにとっても、結婚しようとする男女にとっても人生のかかった「リスク」になってしまったようだ (山田 2001年)。

 


最近の調査によれば、30代前半の女性の未婚率は27%、男性は四2%を超え(総務省統計局「平成12年国勢調査』)、20代男女の約半数が「結婚しなくても、豊かで満足のいく生活ができる」と思っている (内閣府「国民生活選好度調査———家族と生活に関する国民意識』2001年調査)。

 


1950年頃には生涯未婚でいる割合が男女ともに2%に満たなかったのだから、確かに今、家族に対する人々の意識は変化しつつある。

 


感想

 


将来の見通しがたちにくいので、リスクと考えるのも無理の無い選択だと思います。

 

 

 

下記の本を参考にしました 

 


ジェンダーで学ぶ社会学』  

 伊藤公雄 牟田和恵編著

 世界思想社

 

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