とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

原発を観光地化する

こんにちは。冨樫純です。

 


本を紹介します。

 


①この本を選んだ理由

 


東さんの著作の中で、以前から気になっていたので購入しました。

 


②こんな本です

 


『弱いつながり』

 検索ワードを探す旅

 東 浩紀

 幻冬舎文庫

 

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「かけがえのない個人」など存在しない。

 


私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、ネットの検索ワードさえグーグルに予測されている。

 


それでも、たった一度の人生をかけがえのないものにしたいならば、新しい検索ワードを探すしかない。

 


それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりだ――。

 


SNS時代の挑発的人生論。

 


③こんな言葉が印象に残りました

 


ネットは記号でできている世界です。

 


文字だけの話ではありません。

 


音声や映像が扱えるようになっても同じで、結局はネットは人間が作った記号だけでできている。

 


ネットには、そこにだれかがアップロードしようと思ったもの以外は転がっていない。

 


「表象不可能なもの」はそこには入らない。

 


けれども、だからといって、ネットは無意味だ、本当に重要なことは言葉にならないというわけではありません。

 


どうのこうの言いながら、ぼくたちはットと言葉に依存しなければ生きていけない。

 


重要なのは、言葉を捨てることではなく、むしろ言葉にならないものを言葉にしようと努力することです。

 


(本文より引用)

 


④この本が気になった方への2冊はこちら

 


『ゲンロン0』

 観光客の哲学

 東 浩紀

 


『ゆるく考える 』

 東浩紀

 河出文庫

 


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。

 

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