とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

ヨーロッパ近代

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、社会学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル ヨーロッパ近代

 


ジンメルが活躍した時代は19世紀末のいわゆる「世紀末」だ。

 


フランス革命からはすでに100年がたっている。

 


「世界史」の常識が私たちに教えるところによれば、フランス革命に代表されるヨーロッパの「市民革命」とイギリスからはじまる「産業革命」が、いわゆる自由と平等を理念とする「ヨーロッパ近代」を生み出す原動力となった。

 


とくに「市民革命」は、王侯、貴族、そして僧侶といった上層身分のものが独占していた富の配分のしかたや社会的ルールの安当性への意志決定の権利を、「革命」というラディカルな方法で一般市民の手に奪取したという点で画期的な変化をもたらした。

 


こうした変化によってまず、王、僧侶、貴族、平民という身分制秩序が崩れ、市民が社会的ルールにもとづいて行動することにより「社会」の担い手という意識が生まれ、それが身分制を決定的に打ち破る考え方の基礎となった。

 


感想

 


ヨーロッパ近代が、産業や政治などにさまざまな変化をもたらしたことを改めて感じました。

 


下記の本を参考にしました 

 


ジンメル・つながりの哲学 』

   菅野 仁

   NHKブックス