こんにちは。冨樫純です。
独学で、社会学を学んでいます。
そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。
感想も書きたいと思います。
話題
人の成長を促す仕事とは
「要求度」が高くても「コントロール」の程度の高い仕事を「アクティブ」な仕事と呼んでいます。
そして、こうした仕事は人々の成長を促すといいます。
というのも、仕事の要求は厳しくても自分で裁量できる範囲も大きいと、自分なりに仕事の仕方を工夫できるので、新しい職業技能を身につけることができる―こうした条件のもとでは、自分で物事を考える知的機能も高まるので、ストレス処理が活発に行われるのです。
とりわけ、自律的なコントロールが可能な仕事の条件は「統制感覚」の学習を通じて、要求度の高い困難な仕事を自分の技能向上のための「チャレンジ」と受け止めることを可能にします。
だから、厳しい仕事の要求もストレスとして知覚されにくいといいます。
そして、逆に「高ストレイン」な仕事がストレスフルなのは、こうした「統制感覚」の獲得を阻害し、「学習性無力感」(C・ピーターソンほか「学習性無力感」二瓶社)|実は無力感も度重なる失敗経験から学習されます―を高めることによっても、仕事からの要求を統制困難なストレスとして知覚させるからであるとしています。
感想
仕事のやりがいや達成感が、人を成長させると解釈しました。
下記の本を参考にしました
『ライフイベントの社会学』
片瀬 一男著