こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
社会学の勉強にハマっていて、身近な話題を扱っていたテキストで、ブックオフで安く買えたので、選びました。
②こんな本です
『ライフ・イベントの社会学』
片瀬 一男著
読書、試験、自分探し、就職、仕事、恋愛、友情、病気、看護……身近な出来事を通じて社会学の考え方を学び、混沌とした世界を読み解く力を身につける。
小説、マンガ、映画も素材に取り入れたわかりやすいテキスト。
③こんな言葉が印象に残りました
自律的に働ける状況では、自分で裁量できる範囲が大きいので、しんどい仕事もストレスではなく自己の成長を促すチャレンジにもなる――この発想は社会学者のM・L・コーンら(M. L. Kohn et al, Workand Personality. Ablex.) による「仕事の自己指令性」という概念にも見出すことができます。
コーンらによれば、どんな仕事をするにせよ①実質的複雑性、②管理の非厳格性、③仕事の非単調性が、その仕事の自律性―コーンらの言葉では「自己指令性」―に関わるといいます。
つまり、要求されるレベルの高い複雑な仕事を、上司に厳しく管理されず、自分の創意工夫も可能な単調でない仕方でするとき、知的柔軟性が身につき、自己評価も高まり、ストレスも減少するというのです。(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』
出口 剛司著
『社会学入門 』
筒井淳也 他1名著
⑤感想
たしかに、自分の裁量で仕事ができれば、ストレスは少なくて済むと思いました。
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。