こんにちは。冨樫純です。
独学で哲学を学んでいます。
その過程で哲学者自身にも興味を持ちました。
そこで、哲学者の人物像を紹介します。
今回はマルクスです。
感想を先に書きます。
エンゲルスが物心両面でマルクスを支え、マルクスの死後はその遺稿の整理と刊行にあたったという話は有名ですが、エンゲルスがそこまでマルクスを支えた理由が知りたいと思いました。
ユダヤ系ドイツ人家庭に生まれたカールマルクスは、大学では哲学を学び、ヘーゲル左派の影響を受けた。
やがてジャーナリストになったが、主筆となった「ライン新聞」 が弾圧されたことからフランスに移住、最終的にはイギリスのロンドンで生涯を閉じている。
この間にフリードリヒ·エンゲルスと出会い、共に「共産党宣言(共産主義者宣言)」(1848年)や「ドイツ·イデオロギー」 (1845-46 年)を執筆した。
エンゲルスは物心両面でマルクスを支え、マルクスの死後はその遺稿の整理と刊行にあたっている。
二月革命とナポレオン3世のクーデタに際しては、「ルイボナパルトのプリュメール 18日」 (1852年)を執筆し、後のパリ·コミューンについても「フランスの内乱」 (1871 年)を発表している。
イギリスでは経済学の研究に従事し、 その成果は「資本論」 としてまとめられた(生前に刊行されたのは第1巻〈1867年)のみ)。
哲学·政治学·経済学にまたがる研究を行い、政治的にも巨大な影響を与えた。
下記の本を参考にしました
『西洋政治思想史』
宇野 重規著
有斐閣アルマ