とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

都内で子どもが増えている理由

こんにちは。冨樫純です。

 

本を紹介します。

 

①この本との出会い

 

「久米書店」というテレビ番組で紹介されていて、興味を持ちました。

 

②こんな本です

 

『23区格差 』
 池田利道著
 中公新書ラクレ

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一人勝ちとも揶揄される東京都。

 

そのパワーの源は「格差」にあった! 

 

少子化せず、区によっては高齢化も進まない理由とは何か。

 

子育てしやすい区、暮らしやすい区、安心・安全な区、学歴・年収・職業の高い区はどこか。

 

そして山の手ブランドに迫りつつある危機とは? 

23区がうねり、力強く成長を続ける、その理由を東京23区研究所所長がデータで解析。

 

成長のヒントはここに隠れている! 

 

区別通信簿付き。

 

③こんな言葉が響きました

 

合計特殊出生率が低い東京で、なぜ子どもが増えているのか。

 

それは、人口の社会移動がもたらした結果だ。

 

東京は、人口が増えている。

 

人口が増えれば、子どもも増える。

 

とりわけ、東京には20代後半から30代前半の若い世代が多い。

 

この世代の占める割合は全国平均の2.3%に対し、東京23区は16.3%で、その差は1.3倍を超える。

 

近年、東京の人口増の中心を担っているのもこの世代だが、彼らはちょうど幼児の親の世代にあたる親の世代が増えたから、子どもの数も増えたのだ。

(本文より引用)

 

④この本が気になった方への3冊はこちら

 

『23区大逆転 』
 池田利道著
 NHK出版新書

 

『東京どこに住む?』ー住所格差と人生格差
 速水 健朗著
 朝日新書

 

『東京格差』ー浮かぶ街・沈む街
 中川寛子著
 ちくま新書

 

⑤感想

 

東京で子どもが増えているという事実に驚きました。

 

減っていると思っていたので。

 

興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。