こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
前々から、バルセロナの選手育成法に興味があり、書店でこの本を見つけました。
②こんな本です
『史上最強バルセロナ 世界最高の育成メソッド』
ジョアン・サルバンス著
小学館新書

08-09欧州CL決勝戦、バルセロナの選手は11人中7人が下部組織出身だった。
超一流選手を続々輩出するバルセロナ下部組織の育成メソッドを元コーチが初公開。
③こんな言葉が響きました
何人かの日本の子供たちの質の高さには目を見張った。
特にトレーニング中のテクニックの精度や身体能力では、欧州の子供たちとまるで変わらない。
さらに日本の子供たちの長所は、規律が正しく、すべてのトレーニングに真剣に取り組むことだった。
私の話を直立不動で静かに聞き、与えられたメニューを黙々とこなしていくのだ。
ただし、スペインの子供たちには、日本の子供たち
に比べて圧倒的に恵まれた環境がある。
テレビをつければ簡単に最高峰の試合を楽しめるし、周り中に優れた手本がある。
小さい時から優れたサッカーに囲まれて育ってくることが大きな利点になっているのだ。
もし日本にスペインと同じ環境があれば、計り知れない可能性が開けてくるに違いない。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『FCバルセロナ 常勝の組織学』
ダミアン・ヒューズ 他2名著
日経BP
『バルセロナフィジカルトレーニングメソッド』
ラファエル・ポル 他1名著
カンゼン
⑤感想
日本人の資質が劣っていないことは、薄々感じていました。
不足しているのは、筆者のいうように指導方法や育成方法だと思いました。
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。