とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

選択肢が多いほどいい?

こんにちは。冨樫純です。

 

以前から、ものごとを決める時、選択肢が多い方がいいのだろうかと疑問に思っていました。

 

そこで、選択肢が多いことのデメリットを調べてみました。3つ紹介します。

 

①無力感が生まれる(=選ぶのが大変)

 

ジャムの法則」は、アイエンガー教授が、ドレーガーズという高級スーパーマーケットを舞台に、1995年に行った実験で、「豊富な選択肢は売り上げをあげる」というお店の方針を実証しようとするものでした。

ところが、結果は逆、24種類のジャムを売り場に並べたときと、6種類のジャムを売り場に並べたときでは、前者は、後者の売り上げの10分の1しかなかったのです。


②満足度が下がる(=選択に疑念と後悔が生じる)

 

経済学者が機会費用と呼ぶものです。
選択肢が多くある場合、選ばなかった選択肢の良いところを想像し、選んだ選択肢にその分不満を持つ度合いが多くなることは容易く想像できます。
「もしかして、選ばなかったあっちの方が良かったんじゃ・・・」

選択肢が多すぎるが故に、自分の決断に対して疑念と後悔が生まれてしまう。
結果として満足度が下がります。

 

③期待値が下がる(=比較する対象が増える)

 

例えばの話、僕が立ち寄った高知のコンビニには大量の発泡酒が置いてありました。

高知は発泡酒の消費量が日本1の県です。
「これだけ選択肢があるのだから、とびっきり美味しい発泡酒があるに違いない」

そうは言ってもこれだけの選択肢が用意されていると置いてあるもの全てを試すことは難しい。

種類豊富な発泡酒を見たあとだと期待値が高くなりすぎて、たとえ美味しいと思える発泡酒を飲んだとしても満足感が得られないのです。

 

下記のサイトを参考にしました

https://sibu2.com/choice-three/