こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
たった2時間でおさらいできるというタイトルに興味が湧きました
②こんな本です
『2時間でおさらいできる 世界史』
祝田秀全著
だいわ文庫
「世界史って暗記することが多くて苦手」「いろんな国の話が出てきてわかりにくい」「過去の出来事から今につながる歴史の流れが頭に入らない」そんな世界史アレルギーのあなたに世界史のカンドコロをお教えします!読み始めたら面白くて止まらない、ダイナミックな歴史の流れがすらすらわかる、もちろん暗記なんか不要!人気代ゼミ講師のドラマティック世界史講義、いよいよ開講。
③こんな言葉が響きました
ルターが注目された頃、今のスイスのジュネーヴ市でも宗教改革が始動します。
指導者はフランスからやって来たカルヴァン。
神の救済は、あらかじめ定められていると説いて支持を広げました。いわゆる予定説です。
カルヴァンは、神の救いが得られるときまで、神によって与えられた職業、つまり天職に勤しみなさいといっています。
勤労は神に忠実で、祈る行為に匹敵するともいえるのです。
そして日常的には倹約生活を奨励しました。
こうした生活を送れば、お金がたまりそうですね。
カルヴァンは、蓄財は勤労と倹約のたまもの。
つまり神に服した結果である、と。
それがなぜ聖書では悪なのか、と主張したのです。
この考え方は、特に商工業者に支持され、地域や国を超えて広がりました。こうした人々をカルヴァン派といいます。
オランダではゴイセン、フランスではユグノー、イギリスではピューリタンとよばれました。
この説によれば、「労働」とは食べるために働くこと。
これに対して「勤労」は神から与えられた仕事、すなわち天職を実践するために食べる、ということになりましょうか。(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『2時間でおさらいできる日本史 』
石黒 拡親著
だいわ文庫
『2時間でおさらいできる日本史 近・現代史 』
石黒 拡親著
だいわ文庫
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。