こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
哲学を学ぶ、その入り口として、読んでみようと思いました。
②こんな本です
『ヨーロッパ思想入門』
岩田靖夫著
岩波ジュニア新書
デカルト、カント、ハイデガーらが説く多彩な哲学はすべて二つの土台の上に立つ。
それはギリシアの思想とヘブライの信仰である。本書は、二つの源泉の本質は何かを、文学や美術、「聖書」などから探り、さらに近現代の哲学の深部にどう入りこんでいるかを分析。
ヨーロッパ思想の核心がクリアーに見えてくる。
(本文より引用)
③こんな言葉が響きました。
異なる民族、異なる宗教、異なる文化の共存を可
能にする原理は何か。
それは一言で言えば、寛容である。
寛容とは、自分と異質なものを承認することだ。自分と同質なものならば、だれでも受け入れられるだろう。
だが、異質なものを、自分に同化しょうとせずに、異質なままで受け入れることが寛容であり、それが異なる人々のあいだの平和共存を可能にする。(本文より引用)
④この本が気になった方への3冊はこちら
『西洋哲学史 』
今道友信著
『キリスト教入門 』
山我哲雄著
岩波ジュニア新書
『フランス革命』ー歴史における劇薬
遅塚 忠躬著
岩波ジュニア新書
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。