こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
哲学を学んでいると、世界史にも興味が湧き、読んでみました。
教科書的ではないところも興味がありました。
②こんな本です
『大人のための「世界史」ゼミ』
鈴木 董著
「世界標準」のリベラルアーツを手に、世界と闘え! なぜ、世界は5大「文字世界」でできているのか?
人類史を「文字」に着目したオリジナルな区分でとらえなおし、世界史の流れが一気につかめる驚異の「世界史」講義。(本文より引用)
③こんな言葉が響きました。
西欧世界で絶対王政が確立されていくと、それを支えるための近代官僚制、そして中央集権化によって規模の大きなものになった国家財政をもとに、強力な常備軍を備えるよう になっていきます。
官僚制というと、日本では「官僚的な文章」とか「官僚的な発想」などネガティブな意味合 いで使われることも多いですが、本来的には組織の目標を効率よく達成させるための システムということになります。
これは官僚組織の担い手を育てる「人材養成システム」 とセットで、いわゆる高校、大学といった高等教育機関で知識を身につけた若者に選抜試験を課し、一定水準以上の者を採用していくという仕組みが西欧でつくられていくのです。(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『教養としての「フランス史」の読み方 』
福井 憲彦 著
『世界史とつなげて学ぶ 中国全史 』
岡本 隆司 著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。