とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

説得力のあるエッセイです

こんにちは。冨樫純です。

 

本を紹介します。

 

①この本との出会い

 


東大生や京大生の間で、売れているというところに興味が湧きました。

 


②こんな本です。


『思考の整理学 』

  外山 滋比古著

  ちくま文庫


自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイです。

自らの体験に即し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書です。

(本文より引用)

 


③こんな言葉が響きました。


人間はいつからんなに夜行性をつよめたのであろうか。もちろん昼間働くのが常態であるが、知的活動になると、夜ときめてしまう。

電灯などのない昔から、読書は夜するものという考えがあったことを示している。

そして、いつのまにか、夜の信仰とも言うべきものをつくりあげてしまった。

現代の若ものも当然のように朝寝坊になって、勉強は夜でなくてはできないものと、思いこんでいる。

朝早く起きるなどと言えば、老人くさい、と笑われる始末である。

夜考えることと、朝考えることとは、同じ人間でも、かなり違っているのではないか、ということを何年か前に気づいた。朝の考えは夜の考えとはなぜ同じではないのか。

考えてみると、おもしろい問題である。

(本文より引用)

 


④この本が気になった方への2冊はこちら

 


『老いの整理学 』

  外山 滋比古著

  扶桑社文庫

 


『乱読のセレンディピティ

  外山 滋比古著

  扶桑社文庫

 


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。