こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
名門進学校で実施されている、受験勉強にはまったく関係なさそうな授業に興味が湧きました。
②こんな本です。
『名門校の「人生を学ぶ」授業』
おおたとしまさ著
SB新書
本書では、名門進学校で実施されている、一見すると大学受験勉強にはまったく関係なさそうな授業を実況中継する。
その授業に込められた「深イイ」意図を探り、いい学校とはどんな学校か、いい教育とはどんな教育かに迫る。
紹介するのは実際に私がこの目で見学することができた16のユニークな授業だ。
(本文より引用)
③こんな言葉が響きました。
「灘1位、日比谷2位」1968年3月、新聞の見出しに、日本中が衝撃を受けた。戦前を含めて常に東大合格者数1位だった日比谷高校の牙城を最初に崩したのは、開成でも筑駒でもない。灘だった。1学年200人程度の小規模校にもかかわらず、東大合格者数ランキングでは例年トップ3に入る。
「菊正宗」の嘉納家と「白鶴」の嘉納家と「桜正宗」の山邑家という3つの酒蔵が資金を出し、柔道の聖地「講道館」の祖であり東京高等師範学校の校長も務めた嘉納治五郎が創立者となり、
1928年、灘は開校した。
中学入試の算数は超難問。それをくぐり抜けた生徒たちを相手にして、数学に関しては、一般的な中学校3年分の内容を中1の1年間で終えてしまう。驚異的なスピードだ。特に中1・中2のうちに幾何を徹底的にやることで、数学的なセンスが飛躍的に伸ばせるのだという。
(本文より引用)
灘が数学に力を入れていたことには正直驚きました。
④この本が気になった方への3冊はこちら
『地方公立名門校』
おおたとしまさ著
『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトッ
プ大学から注目されるようになったのか! ?』
日野田直彦著
IBCパブリッシング
『学校の「当たり前」をやめた。』
生徒も教師も変わる!
公立名門中学校長の改革
工藤勇一著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。