こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
NPO活動に興味があったので、購入しました。
特に、「ボランティア」との違いに興味があります。
②こんな本です。
『コミュニティビジネスの時代』
NPOが変える産業、社会、そして個人
コミュニティビジネスの出発点は、身近な問題を解決したい、自分の技能や経験を役立てたいという気持ちをもつ人たちの出会いの場である。本書では、コミュニティビジネスの特性を整理し、期待される発展分野を明らかにする。また、最新のデータやシミュレーションによって、コミュニティビジネスの中心的担い手であるNPOの経済規模や経済効果、雇用創出効果などを示す。(本文より引用)
ちなみに、コミュニティビジネスとは、コミュニティに基盤をおき、社会的な問題を解決するための活動であり、以下の五つの特徴をもつものと考える。活動の担い手は、NPO、株式会社、有限会社などさまざまな可能性がある。最初の三つは組織について、最後の二つはそれに参加する個人についての特徴である。
「ミッション性」ーコミュニティいうミッションを
もち、その推進を第一の目的とする
「非営利追求性」ー利益最大化をめざしていない
「継続的成果」ー経済的ないし非経済的な具体的成
果を上げ、活動が継続して行われている
「自発的参加」ー活動に参加する人は自発的に参加
している
「非経済的動機による参加」ー活動に参加する人の動機は金銭的なものを第一とせず、むしろ生き甲斐、人の役に立つ喜び、コミュニティへの貢献など、非経済的なものが主である。
コミュニティビジネスが有効な分野は、NPOが活躍する分野にほぼ重なる。(本文より引用)
③まとめ
コミュニティビジネスとは、コミュニティに基盤をおき、社会的な問題を解決するための活動であり、ボランティアと似ているが、活動が継続して行われているところが違うと思います。
④この本が気になった方への3冊はこちら
『コミュニティビジネス入門』
地域市民の社会的事業
風見正三他1名著
『コミュニティ・ビジネスのすべて』
理論と実践マネジメント
コミュニティビジネスネットワーク
ぎょうせい
『市民のためのコミュニティ・ビジネス入門』
新たな生きがいプラットフォーム作り
徳田賢二他1名著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。