こんにちは。冨樫純です。
本の紹介をします。
①この本との出会い
SMAPが引退する時期に、本屋に行くとSMAP関連の本が結構並んでいました。
その中で、SMAPがなぜ、
あれほどのスターになったのか、
が書いてありそうなものを選びました。
②こんな本です。
『SMAPと平成ニッポン』
不安の時代のエンターテインメント
太田省一著
光文社新書
国民的グループSMAP。
華々しいスポットライトを浴び続け、
パイオニアとしてアイドルの道を開きというように、一見順風満に見えた彼らにも、
実は多くの人が知らない、ファンとの長い苦難の歴史がある。
こうした時代に、SMAPひいてはアイドルは、社会とどのように関わったのか? (帯部分より)
SMAPとそのファンの歴史や、
華やかさの裏にある努力や苦労話が書いてあります。
SMAPというスーパーアイドルを、また違った側面から見ることができます。
③こんな言葉が響きました。
彼らのバラエティー進出が比較的スムーズにいった背景には、ジャニーズ事務所独特のレッスンスタイルがあったと考えられる。
ジャニーズでは、ジュニア時代は基本的にはダンスレッスンしかしないという。
演技や歌のレッスンは各個人に任されている。
だがそれは、演技や歌がおろそかでいいということでは決してない。
ダンスというものの中に、芸能界でやっていくためのエッセンスがあると考えられているからだ。
ジャニー喜多川もこう明言する。「(レッスンは)踊りだけです。(略)踊りでリズム感が身につく。芝居も歌もリズムが基本です。
リズム感さえあればどんな芸能もできますよ」(『AERA』1997年3月24日号)。
以上が引用した部分です。
たしかに、ジャニーズといえば、ダンスというイメージはあると思う。
ジュニア時代から叩き込まれている事実を知ると、納得できます。
④まとめ
SMAPというスーパーアイドルを、また違った側面から見ることができます。
SMAPとそのファンの歴史や、華やかさの裏にある努力や苦労話です。
⑤この本が気になった方への3冊はこちら。
『大人のSMAP論』
速水 健朗 他2名著
宝島社新書
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。